第5回公演

2008年 6月20日(金)~6月22日(日)

 

<場所>

東京芸術劇場 小ホール2

オリジナル・ミュージカル『デスティーノ ~運命の赤い糸~』    全二幕14場

 16世紀なかば、イタリアの都市ヴェネチア。カーニバルの日に運命の出会いにより結ばれた、ジュリアーノとクラウディア。しかしジュリアーノは間もなく戦へと旅立ち、やがてクラウディアのもとに戦死のしらせが届く。絶望したクラウディアは魔道士オーロに頼み、魔術により絵画の中に魂を封印してもらった。いつか生まれ変わってくるジュリアーノの魂と、再会できることを信じて……。


 時は移り、20世紀なかばの同じくヴェネチア。ヴェネチアを本拠地とするマフィアのドンが死に、その長男のレオナルドは当然自分が父のあとを継ぐものと信じ、マフィア参謀で友人のルカも信じて疑っていなかった。しかし、弁護士マスカーニが遺言状を開封すると、そこにあった後継者の名は、レオナルドではなく、双子の弟のヴィットリオ。レオナルドは行き場をなくし、父の遺言状で耳にした、街のはずれにある幽霊館「ジュリアーノの館」へあてもなく足を運ぶ。その館で、レオナルドはクラデウィアが封印された絵画を見つける。不思議な懐かしさに襲われたレオナルドの前に、魔道士オーロ・ロッソ・ヴィオーラが突然現われ、レオナルドは自分がジュリアーノの生まれ変わりであることを知らされるのだった。

 

 一方、その「ジュリアーノの館」を狙う者がいた。実業家のセルジオは、心臓の弱い妹の手術代のために、「ジュリアーノの館」の土地を買収し、大儲けしようとしていた。セルジオは、妹のフランチェスカがレオナルドの弟ヴィットリオと恋仲であることを知り、それを利用して、弁護士エルビラと共に、「ジュリアーノの館」をタダで手に入れる話をつける。


 「ジュリアーノの館」では、クラウディアの封印も解かれ、400年ぶりの喜びに沸きかえっていた。初めは混乱していたレオナルドも、クラウディアや、クラウディアとジュリアーノの娘アンリエッタ、クラウディアを守るため地縛霊となって館に残っていた執事ミケーレや料理人ルチア、ウサギのレプロットたちに囲まれ、次第に心に安らぎを感じるようになっていった。


 そんな「ジュリアーノの館」へ、セルジオたち一行がやって来る。すでに館の権利書は、セルジオの手の中。セルジオは館でクラウディアに出会うと、セルジオにも不思議な懐かしさが襲う。実はセルジオは、400年前のジュリアーノの恋敵の生まれ変わりだった。400年に渡る強い復讐心がセルジオの中に蘇る。レオナルドは、手に入れたばかりの愛と幸せを守るため、セルジオに対抗するのだった。


 400年の時を超える、真実の愛の物語。その結末はいかに……。

<CAST>

 

 

オーロ

ゴールデン魔道士

 

    みさき 麗
    みさき 麗

 

 

クラウディア・ジョルダーノ

ジュリアーノの妻

 

    美雪 梨奈
    美雪 梨奈

レオナルド・ジョルダーノ

マフィア・

ジョルダーノファミリーの長男

ジュリアーノ・カルロ・ジョルダーノ

中世ジョルダーノ子爵の息子

    一希 真帆
    一希 真帆

ヴィットリオ・ジョルダーノ

レオナルドの双子の弟

マルコ・ジョルダーノ

ジュリアーノの弟

    紫悠 花緯
    紫悠 花緯

セルジオ・カッサーノ

手段を選ばない実業家

アントーニオ・カッサーノ

中世の大商人の息子

    蓮未 彩人
    蓮未 彩人

フランチェスカ・カッサーノ

セルジオの妹

アナベラ・カッサーノ

アントーニオの妹

    奈那瀬 りか
    奈那瀬 りか

ロッソ

赤魔道士

 

    羽良 悠里
    羽良 悠里

ルカ・マレンツィオ

マフィア・

ジョルダーノファミリーの参謀

    彩夏 碧月
    彩夏 碧月

ヴィオーラ

紫魔道士

 

     風馨 唯
     風馨 唯

ミケーレ

クラウディアを守る執事

(地縛霊)

    冬馬 一輝
    冬馬 一輝

エルビラ・トッティ

カッサーノ家顧問弁護士

 

    久姫 なな
    久姫 なな

アレッサンドロ・パオロ・マスカーニ

ジョルダーノ家顧問弁護士

 

     華波 蒼
     華波 蒼

ルチア

ジュリアーノの館のメイド

(地縛霊)

    愛明 理羽
    愛明 理羽

レプロット

館に住むウサギの地縛霊

 

    夢綺 月妃
    夢綺 月妃

アンリエッタ・ジョルダーノ

クラウディアとジュリアーノの娘

    上野 美菜
    上野 美菜

アルジェント

オーロの息子・銀魔道士

 コーテス 美世 シャネル
 コーテス 美世 シャネル

フルボ

時計

     山口 樹
     山口 樹

プーロ

ランプ

    島本 朱音
    島本 朱音

ミーテ

タペストリー

     根本 茜
     根本 茜

ピッコロ

館に住む座敷童子

    熊本 海人
    熊本 海人

<ステージアルバム>

オリジナル・ショータイム『カリオストロ ~媚薬の囁き~』      全一幕8場

カリオストロ。

それは甘い夢を見せ、人を酔い惑わせる錬金術師。

堕天使の夢、ナルシスの愛、月夜の恋物語、そして満開の桜の下の恋人たち――

錬金術師が見せる、あやしくも美しい愛がさまざまに展開します。

第1場 プロローグ ~カリオストロの媚薬~

闇の中現われた、人を酔い惑わせる錬金術師・カリオストロ。

彼が術をかけた途端、心臓が鼓動を始め、妖しくも美しい夢の世界が展開する。

第2場 カリオストロの小部屋

ここは闇の錬金術師・カリオストロの部屋。

夜な夜な、摩訶不思議な術がおこなわれ、奇想天外なトークと、奇妙奇天烈なショーが繰り広げられる……。

第3場(A) 黒い肩翼 ~堕天使の哀しみ~

天界から遥か遠く離れた、地の底。

神を愛しながらも、神にそむき、闇に堕ちた堕天使たちが、折れた翼もそのままに、さまよっている。

第3場(B) 黒い肩翼 ~ひとすじの光~

永遠に続くかに思われた闇の中、白い天使たちが降りてくる。

地の底に、ひとすじの光が射しこんだ。

堕天使たちは折れた翼を広げ、再び天界へと羽ばたく。

第4場 Narcissus ~青の幻想~

美青年・ナルシスは、ある日、湖に映る美しい影を見つける。

水面に映る自分の影は、やがて少女の幻影となった。

二人がひとつになった時、湖のほとりには一輪の水仙だけが残っていた。

第5場 Werewolf ~銀の誓い~

満月の夜に集まった狼男たち。

雄々しく踊る狼男の群れの中、レディたちが通りかかる。

思いもかけず、恋に落ちる狼男とレディ。

住む世界の異なる者たちの、恋の行方は・・・。

第6場 未来への夢

ウェスタンガールたちが働く農場に、とつぜん宇宙船が落ちてきた!

初めはおどろいたウェスタンガールたちも、宇宙人の少年といっしょに、仲良くたのしく踊ります。

第7場(A) あやかしの樹 ~狙われし赤き命~

森の中で愛を語り合う、一組の恋人たち。

そんな二人を引き裂くように、樹の精が襲いかかる。

妖樹に身を変えたカリオストロが、樹々に術をかけたのだった。

はたして、二人の愛の強さは・・・。

第7場(B) あやかしの樹 ~真実の愛~

邪悪な力にも決して揺るがなかった恋人たちの愛。

カリオストロが見守る中、真実の愛はやがて強い絆となり、恋人たちの手は永遠の時間の中で、ふたたび堅くつながれるのだった。

第8場(A) フィナーレ

舞台は戻って、20世紀のヴェネチア。

カーニバルの音楽が街中に鳴り響く今日、昇天したはずの地縛霊たちまで戻ってきて、ヴェネチアの街は大騒ぎ!

第8場(B) フィナーレ ~パレード~

『デスティーノ』の扮装で、キャスト全員が登場。

クラーナ・ソングの『たのしいひととき』を歌って、皆様にご挨拶します。

<STAFF>

<脚本>
  涌井 充子

 

<ショー構成・衣裳>
  樫本 三香

 

 

<照明>
  今泉 柳隆(フラットステージ)

 

<音響>
  長柄 篤弘(ステージオフィス)
  笠井 玲子

 

<協力>
  ふしぎ屋隊

 

<演出>
  高橋 亜湖

 

<振付>
  秋山 眞理子
  戸谷 恵里子 他

 

<照明操作>
  フラットステージ

 

<舞台監督・美術>
  南 雅之(セントラルサービス)

 

 

<企画・制作>
  劇団クラーナ・ジュネス